ライオンズクラブ国際協会334-Ｂ地区・地区ガバナー紹介（スローガン・提案趣旨）

21世紀の門が開き早や10年が過ぎました。顧りみますと、日本の近代史は破壊と繁栄の繰り返しでありました。
今や、変革を遂げる舞台は世界であります。
　グローバルスタンダードのもと、特に経済・金融・政治の激しい競争が世界を揺るがせ、その混乱に包まれた国の人々は、本来平等であるべき暮らしに大きな変化を生み、貧困と飢餓に苦しみ悲惨な日々をむかえております。経済的困窮で人々に格差の拡大が伴い、モラルの低下と人心の荒廃、企業倫理の劣化が環境破壊を生み出し、我々の生活に混乱と悪弊を及ぼしています。
　この荒廃の渦を、私たち世界最大の社会奉仕団体であるライオンズクラブが、諸般のアクティビティを実行に移し、今の時代が求めている最善の方向性を問うていかなければならないと思います。日本人は元来、勤勉で礼儀正しい美徳を持ち備えています。その美徳こそライオンズ精神「奉仕の心」で一隅を照らし、一本の光が巨大な光明となるよう捧げ尽くしていかなければならないと思います。
　「燃える思いの獅子たちよ　奉仕の心　世界のために」を基本理念とし、奉仕活動に励んでまいる所存でございます。